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ラズパイをWEBサーバーとして使う

『ラズパイ』は電子工作やIoTアプリケーションとして利用するのが流行っていますが、消費電力も少なくコンパクトなので、おうちで24時間稼働させるサーバー用途にもピッタリです。

 

今回『ラズパイ』を自宅のWEBサーバーとして利用し、このブログを設置してみました。

 

一般的なネットワーク、WordPressのインストール方法は他のサイトに譲るとして、『Raspberry Pi』をメインとした運用方法をメモも兼ねて書いておきます。

 

『ラズパイ』はWiFi、Bluetoothのネットワークを搭載した『Pi3』、WiFiにて運用する環境を前提にしています。

 

 

全体の流れ

 

全体の作業としては、だいたい以下のような感じです。

 

  • OSのイントール
  • SSH、VNCの設定
  • サーバー、ネットワークの設定
  • Apache、MySQLのインストール、設定
  • WordPressのインストール
  • WordPressの設定

まず、USBに適当なキーボードやマウス、HDMIにてディスプレイを接続しましょう。

 

 

STEP1 OSのインストール

 

『ラズパイ』はストレージにmicroSDカードを使用します。

当然本体を購入してもSDカードが付属していないので、別途用意して、そこにOSをインストールすることから始まります。

 

 

カードの用意とフォーマット

 

容量は8Gバイト以上あればとりあえず使用できるみたいなので、それ以上の容量のカードを用意します。

 

カードとの相性で動作しないケースもあるみたいです。

動作確認リストのページもあるようですね。

 

自分の場合はその辺にあった適当な16Gバイトのカードを使いましたが、とりあえず動作しました。

 

SDカードを用意したら、まずPCでフォーマットします。

 

公式?のSDカードフォーマッタツールをダウンロードしてフォーマットします。

これでフォーマットすると、SDカードの性能を最適化できる。。らしいです。。

 

 

OSのインストール

 

『ラズパイ』にはラズビアンと言われる、Linuxをベースにカスタマイズした専用のOSが用意されているので、それをインストールします。

 

また、インストールを簡単に行える、『NOOBS』というパッケージが用意されているのでそれを利用します。

 

NOOBS

 

 

PC上で、サイトから『NOOBS』のZIPファイルをダウンロードします。

 

『NOOBS』には『NOOBS』と『NOOBS LITE』とがあります。

 

『NOOBS LITE』はネットワークインストールを前提とした軽量パッケージで、『ラズパイ』上でインストールする際にネットワークの設定が必須です。

 

状況に応じてパッケージを選択します。

 

ダウンロード、展開したファイル一式をそのままSDカードにコピーします。

 

 

ファイルをコピーしたSDカードを『ラズパイ』に挿入し、『ラズパイ』を起動します。

 

『ラズパイ』が起動すると、OSを選択する画面が自動的に立ち上がるので、『Raspbian』を選択し、『Install』をクリックします。

 

 

あとは自動的にインストールが進んでいきます。

 

 

STEP2 SSH、VNCの設定

 

キーボードやディスプレイを接続して通常のPCの様に使用できますが、『SSH』、『VNC』を設定して、サーバーをリモートから操作できるようにします。

 

『VNC』は『Raspberry Pi』のデスクトップ画面をリモートで表示できるツールです。

Windowsのリモートデスクトップ、『TeamViewer』のアプリみたいな感じですかね。。

 

OSをイントールし起動すると『ラズパイ』のデスクトップ画面が表示されます。

 

 

初期設定でpiユーザーでログインしているて、パスワードがraspberryになっています。

このパスワードも変更しておきます。

 

 

設定で『SSH』をチェックするだけでOKでした。

 

また、『VNC』も設定しておきます。

『VNC』も設定画面からチェックするだけでOKでした。

 

 

これで『Raspberry Pi』端末をリモート端末から操作できるので手元のPCから自由に操作できるようになりました。

 

 

STEP3 後は通常のLinuxサーバーと同様に

 

『Raspbian』をインストールできたら、後は通常のLinuxサーバーと同様に構築していきます。

 

sudo apt-get install apache2
sudo apt-get install mysql-server

 

ApacheWEBサーバーやMySQLデータベースサーバーをインストールしたり。。

 

最新版のWordPressもインストールします。

 

おうちサーバーであればIPアドレスを固定し、家庭用ルーターでHTTP(ポート80)を『Raspberry Pi』に向ける設定なども必要です。

 

 

バーチャルホストの設定など、『Raspbian』は系のディストリビューションをベースにしているので 『Debian』系のLinux情報が参考になります。

 

それらの情報を参考にいろいろイジってみてください。

 

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