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フェデラル595RS-RRを軽くレビュー

マイカーのタイヤを『595RS-RR』に履き替えました。

 

以前は 前モデルの『595RS-R』を使っていたので、後継モデルでどのくらいパフォーマンスが上がったのかと思って、同じタイヤをチョイスしました。

装着したのはけっこう前ですが、街乗りやワインディングを走る程度だったのですが、ミニサーキットを数回走ったのでレビューしてみます。

 

フェデラル595RS-RRとは

 

 

台湾のフェデラルというメーカーから発売されている、スポーツ(ハイグリップ)タイヤです。

前述したように『595RS-R』というタイヤの後継モデルが『595RS-RR』というモデルになります。

 

フェデラルの台湾をはじめ、韓国やインドネシアあたりから発売しているタイヤは、いわゆるアジアンタイヤと呼ばれていて、最近(そうでもないか)はけっこう使っている人も増えてきました。。

 

同じようなハイグリップカテゴリとして、BSやADVANのような国産タイヤより安いので、そういったタイヤに手が届かない自分らには助かりますね~。

もちろん国産は高いなりの性能は持ってますけども。。

 

フェデラル595RS-Rというタイヤが以前あって、その後継モデルが今回装着した595RS-RRとなります。

595RSシリーズはアジアンタイヤの中でもちゃんとグリップするということで、その筋(どの筋?)のユーザからも定評がありました。

 

ただ若干ほかのアジアンタイヤよりは高めですね。

自分のクルマはFD2型Type-Rで、18インチ235サイズで1本17,000円くらいでした。

国産ハイグリップではまだ安めのDirezzaで2.5万くらい、POTENZAやNeovaだともっと高いのでそれらに比べたらかなり安いですね。

 

 

『炎』を彷彿させるトレッドパターンと言っているように、かなりアグレッシブなトレッドパターンです。

当然前モデル『595RS-R』よりもグリップが向上し、ラップタイムを1.5%短縮したとのことです。

仮に1周1分ほどのミニサーキットであれば1秒ほど短縮できることになりますね。

 

サイズラインナップは以下のような感じです。

リム径扁平率サイズLI
1935235/35ZR1991W XL
1935255/35ZR1996W XL
1935265/35ZR1994W
1935275/35ZR1996W
1940245/40ZR1998W XL
1835245/35ZR1892W XL
1835255/35ZR1894W XL
1835265/35ZR1897W XL
1835275/35ZR1895W
1840215/40ZR1885W
1840225/40ZR1892W XL
1840235/40ZR1891W
1840245/40ZR1893W
1840265/40ZR18101W XL
1740215/40ZR1787W XL
1740235/40ZR1790W
1740255/40ZR1794W
1745215/45ZR1787W
1745225/45ZR1794W XL
1745235/45ZR1794W
1750205/50ZR1589W XL

サイズは豊富に網羅しているわけではないですが、必要そうなサイズは一通り揃っています。

『595RS-R』の時もそうでしたが国産ハイグリップにはない、245/40ZR18というサイズがラインナップされているのがめずらしいです。

 

ちょうど『595RS-R』を装着するときに、使用していたホイール(18インチ、8.5JJ)には235/40ZR18というパターンが多いですが、あえてこのサイズを試してみました。

245という表記ですが、8.5JJに装着すると実際の幅は235/40ZR18とほぼ同じでした。

 

 

若干径が小さくなってハイトも下がり、剛性的にもいい感じでしたね。

 

 

インプレッション

 

最初に・・

 

まず乗り始めて最初に気になるは、ロードノイズが尋常じゃなくデカいですね。。

もちろんハイグリップやスポーツと呼ばれるタイヤはロードノイズが大きいのは当然ですが、はっきり言ってそういった想定レベルを超えていますね。

 

とりあえずインパクト大な挑戦的パターンにしてみた。。

結果、盛大なロードノイズになってしまった。。

って感じですかね。

 

『595RS-R』もエコタイヤと比べたらうるさいんでしょうが、全く気にならなかったですね。

『595RS-R』とは比べ物にならないくらいうるさいです。

 

なんかセンターラインを踏んだ時のような『ブーン』という音がずっと鳴っている感じですね。。

その音が速度の上下とともに高さが変わる・・という感じでしょうか。

 

 

グリップ感

 

市街地やワインディングを走ってみても、サイドウォールの剛性だとか、グリップが取り立てて上がったとかもわからないでした。

ま、公道レベルなんてそんなもんかもですが。。

それよりロードノイズの方ばかり気になります。。

 

サーキットを走ってみると、タイヤが新しいためかフィーリングは上々。

逆に全開で攻めるのでロードノイズも気にならない。。

 

でも肝心のタイムは期待していたほどアップしなかったです。

というか前モデル『595RS-R』の誤差レベルでした。。

 

 

1周1分のサーキットなら1秒ほどコンスタントに短縮してほしいところですが。。

なんか期待はずれでした。。

 

他の方が使用されているレビューなどを見ていると、TreadWearが140だったらしいのですが、自分の買ったタイヤはなぜか200になっていました。

もしかしたら勝手に仕様変更があってコンパウンドが変わったのかもしれません。

※TreadWear・・タイヤのサイドウォールに表記してある、摩耗率の評価値。数値が大きいほど摩耗しにくい。

一般的に数値が小さいほどグリップが高い傾向がある。

 

もちろんTreadWearの数値が小さいと必ずグリップが上がるわけではありませんが、少なくともロングライフになっているのでグリップ力に影響はあるでしょう。

こんなうるさいタイヤに誰もライフなど求めてないですけど。。

ま、それだけが原因かどうかはわからないですが。。

 

 

まとめ

 

595RS-RRになってアジアンタイヤの中でも高めのタイヤがさらにちょっと価格が上がって、ナゾの仕様変更。

そして極めつけのロードノイズ。。

 

うーん。。ちょっとオススメできないタイヤになってしまってます。。

 

仕様変更はともかく、ロードノイズ大は何のメリットもないので、次にこのタイヤを履くことはないでしょう。。

 

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