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50ccの協力

 

ホンダとヤマハが50ccにおいて、業務提携の方向で検討しているようです。

 

50ccにおける協業

 

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日本国内の50cc原付スクーターや、電動二輪車を含めた原付一種領域での協業に向けた業務提携について検討を開始

出典:ホンダ ニュースリリース

 

普通こういった提携って、規模の小さいメーカーや子会社同士でやるものですが、1位と2位で行っているのがめずらしいですね。

 

ライバルが提携と、時代も変わったものです。

 

 

かつての50cc

 

 

昔はホンダのディオとヤマハのジョグで激しく争っていたような時代もありましたが、今では街中で見るのはTodayばかりですね。。

 

ヤマハのジョグは速くて頑丈で、ディオは遅いしイマイチでした。。

スズキのセピアも速かったです。

 

あくまで50ccのパワーに関して言えば、エンジンのホンダ。。ではなかったですね。

 

ヤマハのオートルーブ、スズキの CCIS といった潤滑方式で一歩進んでいたので、そのあたりもあるのでしょう。

 

ま、50cc程度のスペック云々で一喜一憂していたのも今では懐かしいです。

軽自動車が最大64psであるように、当時の50ccは最高出力7.2psでした。

 

2サイクルエンジン、いわゆる2ストで4ストの現代からみるとハイパワーでした。

 

 

現代の50ccを取り巻く環境

 

 

原付1種(50cc)の市場環境はどんどん縮小しているうえ、排ガス規制も年々厳しくなってきています。

 

排ガス規制が厳しくなると開発コストがかさみ、価格が上昇してますます売れなくなってしまいます。

 

125ccのような原付2種だと、海外への輸出でまかなえるでしょうが50ccだとガラパゴスで先細りな事情もあるようです。

 

少し前に話題になった、小型2輪の免許取得の緩和もこういった背景もあるようですね。

 

MotoGPでは激しく争っているホンダとヤマハも提携。。

なりふり構ってられないくらい50ccは危機的な市場なのでしょう。

 

原付1種クラスの電動バイクでも協業とあるので、そのクラスは絶滅しても電動バイクで生き残るかも。。

 

 

 

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