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オートライト義務化について

 

自動車のオートライト装備の義務化が検討されているようです。

 

日没前後の交通死亡事故が相次いでいるとして、国土交通省は自動車メーカー各社に対し、一定の暗さになれば車のヘッドライトが自動で点灯する機能「オートライト」の装備を義務づける方針を固めた。
自動車各社に義務化へ 薄暮時の事故防止

 

薄暗くなった時でもライトを点灯させないドライバーが多いので、事故防止の観点から検討されているようです。

 

ま、現状では細かい基準が不明なのですが、いいのではないでしょうか。

 

現状のオートライト

 

もちろん、すでにオートライトが装備されているクルマも多いです。
が、あくまでユーザが便利になるための位置付けで、クルマの装備のひとつですかね。

 

点灯するタイミングもメーカーによってマチマチだし、先にスモールランプだけ点灯するクルマ、ハイビームもオートでそれらを連動して制御したり。。

 

もし義務化するのであれば点灯する基準なども設ける必要があるでしょうし、オートを解除できないようにしないとですね。

 

オートライトの必要性

 

JAFが過去に行った点灯状況調査によると、日没後5分で2割、15分たっても7割しか点灯されていないようです。

 

またJAFが行った『ヘッドライトに関するアンケート調査』によると、暗くなってからしか点灯しない理由として、

 

  • スモールランプまたはフォグランプで十分と感じているから
  • 自分からは周囲が見えており運転に差し支えないから

 

この2点が圧倒的に多くて7割を超えています。

 

ライトは自車の存在を周りに気付かせる目的も重要なのですが、

結局自分が見えるかどうかの基準だけで判断しているドライバーが多いということですね。

 

こういった理由が大半になってくると、オートライトが全車装備された方が手っ取り早いかもですね。

 

オートライトのデメリット?

 

交差点で消灯したい時にできないとかはありますね。

原則消す必要はないでしょうが、傾斜のついた所で停まってたりすると対向車に眩しいので消したい時がありますよね。

 

夜間、道を譲る時に消灯して合図にしたりするケースもありますよね。

 

そういった細かい操作ができなくなるのがデメリットになるかもです。

 

夕暮れは自動で点灯するとして、昼間に手動で点灯できるようになるのかはわかりませんが、もし操作ができないとなると、点けたい時に点灯できないのが不便だと思うドライバーもいるかもしれないですね。

 

まとめ

 

方向指示器は、本来は周りに周知するためのものがメインであるはずですが、自分が曲がる直前に指示器を出すドライバーも多いです。

 

指示器を使用せずに車線変更するクルマもあるくらいです。

 

これではドライバーの心がけや、安全意識に対する改革などで薄暗くなる前にライトを早めに点灯するように啓蒙する方向性では難しいでしょう。

 

夕暮れ時の早め点灯で事故が軽減できるのであれば、オートライトが義務付けられていくのも仕方ないですね。

 

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