最近は子供向けのプログラミング教育が流行っているようですね。
2020年に小学校で必修化されることも要因としてあるのでしょう。
ウチも子供用にパソコンに繋いでLED制御や音を鳴らせる、学習用プログラミングキットを買ってみたり。
自分もオモチャとして、一部の間では流行っている『Raspberry Pi』、通称ラズパイを購入してみました。
ラズパイとは
クレジットカードくらいのサイズの、非常に小さいコンピュータです。
もともとこれもイギリスで教育用のコンピュータとして誕生したみたいですね。
GPIOと呼ばれる汎用インタフェイスを持ってるのが特徴で、各種センサやカメラなどの機器を接続して制御したり、ハードウェアを拡張して機能追加できるたりするのがポイントです。
USBやHDMIといった一般的なコネクタが採用されているので、手持ちの機材を活かしながらキーボードやディスプレイを接続すればパソコンとして使用できます。
数種類のモデルが発売されていて、自分が買ったのは『Raspberry Pi 3 Model B』という一番高性能なモデルです。
正規代理店【KSY】のサイトでアダプター込みで5,000円程度でした。
モデル | Pi3 ModelB | Pi2 ModelB | Pi ModelB+ | Pi Zero |
---|---|---|---|---|
CPU | 1.2GHz クアッドコア | 900MHz クアッドコア | 700MHz シングルコア | 1.0GHz シングルコア |
メモリ | 1G バイト | 1G バイト | 512M バイト | 512M バイト |
ネットワーク | WiFi Bluetooth イーサネット | イーサネット | ← | なし |
インタフェイス | HDMI USB オーディオ出力 MicroSD GPIO | ← | ← | HDMI USB MicroSD GPIO |
MicroUSBコネクタで給電するのですが、最新モデルの『Pi 3』は消費電力が高いらしく、アダプタに2.5A出力が要求されています。
従ってiPhoneに付属しているようなUSBアダプタは使用できないですね。
実際使用している人達によると、2A出力あればとりあえず動作は問題ないようですが。。
『Pi2 Model B』だとそこまで電力は必要ないですが、本体が500円ほどしか変わらないので難しいところです。。
『Pi Zero』はメモリが半減しますが700円程度なのでお試しにはよさそうですね。
ただ基盤が小さいためUSBもマイクロサイズ、HDMIもミニサイズになっています。
そのままではネットワークに接続できませんが、近日『Pi Zero W』というネットワーク対応型のモデルも登場するみたいです。
低消費電力サーバーとして
『ラズパイ』もいろんなデバイスと接続したり、電子工作の趣味として楽しんでおられる方も多いですが、当方はそういう知識もないので、とりあえずサーバーとして使って遊んでみようかなと考えています。
『ラズパイ』用にカスタマイズされたLinuxをインストールするのが主流のようですが、Windowsにも『IoT』用のOSが用意されているので、インストールして使用することもできるようです。
このサイズで何とも頼もしい、楽しいデバイスですね。
これからぼちぼちイジって行くことにします。