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CIVIC Type-Rについて考える。

Honda シビックセダンを2年以内に国内に投入するみたい。

シビックと聞いたので、ちょっとType-Rについて考えてみます。

 

 Hondaは、ジュネーブモーターショー(プレスデー:2016年3月1日〜2日、一般公開日:3月3日〜13日)にて、新型「シビック ハッチバック」のプロトタイプモデルを、2017年初頭の欧州市場における発売に先駆けて世界初公開しました。

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出典元:ホンダ広報資料

ハッチバックも披露されたけど、  Type-Rは出てくるのでしょうか。

Type-Rとしても発売が決まっている、みたいな情報もあるみたいですが、どうなんでしょうね。

 

ベースとしては?

 

ディメンションをFD2と比較するとこんな感じ。

 

 新型シビックFD2
長さ46304540
17981770
高さ14151430
ホイールベース27002700

 

デカいイメージでしたが、そんなに変わらないんですね。

まぁ、確かにデカくはなってるが。。

セダン同士ということで、FK2ではなくFD2と比較してみました。

 

新型シビックは一番重いグレードでも 1,326kg なので以外と軽いですね。

ステアリングは 10.93 : 1 みたいなのでかなりクイックな方ですかね。

 

なにはともあれ、Type-Rが出ることを願って。。

 

 

現行のType-R

現行のシビックType-R(FK2型)は2015/12月に限定750台で発売されたモデルです。

 

限定750台

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出典元:ホンダ Type-Rサイト
すでに750台は完売したようです。

 

もう購入しようとしてももう買えないですね。

この限定販売のために欲しいType-Rファンが買えないとか、転売目的で購入する人がいて本来のファンに行き渡らないとかいろいろ言われていましたが。。

確かに。

 

428万円でいま買えないとしてもいつかは買いたいと思っている人でも、買えないし、中古で考えてたとしてもヘンにプレミアが付いてしまいますしね。

 

でもそれも仕方ないと思うんですけど。

 

そもそも日本で売れないからメインのマーケットが欧州なんですよね。

だからイギリスから輸入って形になってしまう。

冒頭でもシビックセダンを国内に投入って書きましたが、これも同じ話ですよね。

 

日本がメインなら初めから日本で製造するし海外から運ぶなどメンドな事もしなくて済むでしょう。

 

FD2(セダンタイプのType-R)が発売された時も、シビックはハッチバックでないと。。という声がさんざんありました。

じゃあFN2(Type-R Euro)はハッチバックで。。という事で売れたのかと。

FN2も限定でしたが売れ行きはよろしくなかったかと。

そもそもEK9のあとのEP3もハッチバックだったけど、デカイとかなんとか言われてまったくもって人気なかったですよね。

 

結局売れないんですよね。

 

なのでイギリスから持ってきてまで販売してるのは、Type-Rファンのためとあくまで日本のメーカーだからやっているだけで、限定販売も仕方ないかと思うわけですね。

FK2が428万円というのは内容からしたら高くないと思いますが、紙媒体のカタログが用意されていないあたりも、そのあたりの事情が垣間見えますね。

 

VTEC+TURBO

今回のFK2のType-Rから、初めて過給機がついて VTEC+TURBO に なってます。

 

これもいろいろ言われてましたね。Type-RにTURBOは邪道みたいな。

Type-Rは高回転まで回して、あるいは回せることによるフィーリングを醍醐味としてますからね。

いままでNA(自然吸気)に拘っていたからなおさらです。

 

わかるし同感なのですが、これも残念ながら時代の流れでどうしようもないとこですかね。

 

ライバルが過給機ついてるし、そもそも排ガス規制をクリアできないから作れないでしょうね。

そりゃコスト2の次ならできるかもですが。。

 

それより気になるのはむしろ逆で、TURBOでいくならVTECを外せばいいのに、と思いました。

 

ポイントは高回転域において吸気側の広開角カムを用いることで、多く空気を採り入れるという自然吸気のそれとは用途を変え、可変バルブタイミング・リフト機構は排気側のポートにのみ装着したという点にある。

低回転域では狭開角カムによって排気干渉を低減してタービン効率を向上させ、吸気の充填効率を向上。「VTC」や電子制御スロットル、電動ウェイストゲートバルブとの協調も徹底的に突き詰めて、低回転域からのレスポンスを大きく向上させた。

出典元:Honda Civic Type-R スペシャルサイト

VTECで低回転でのレスポンスを向上できた。。みたいな事が書いてありますが、VTECが効くなら小さいタービンを使う必要はないはず。

高回転のためにVTECを活かしていないのならそれはもうVTECではない。

ヘッドが大きいしオイル量も多いし(交換のコスト的に)デメリットの方が大きい気がするんですよね。

NAでない時点で無理にVTECにこだわらなくていいのに。

ま、逆に普通のエンジンがないのかもですけど。

 

むしろTURBOなのにVTECが付いてる方が気になるのでした。

 

それで。。

 

試乗レポートとかを見ても、中低速が扱いやすく乗りやすくていい感じ。。

みたいなのが多いですが、普通に使う分にはいいかもですね。

でも普通に使うならこのクルマでなくていいですよね。

 

乗りやすさは求めてないと思いますね。

Type-R好きな人はむしろ狭いパワーバンドが好きでしょう。

 

でもType-Rといえども、モデル進化と共に乗りやすくなってきてるし、これも時代の流れですかね。

ま、限定とはいえ、新しいモデルが出たことはいいですね。

これからもラインナップしていって欲しいものです。

 

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